多文 化 社 会 研 究 会 ニ ュ - ズ レ タ - 112号

トピック:研究会のご案内(1月14日)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、早速ですが、研究会のお知らせです。お知らせが直前となってしまいました
が、1月14日の夕方からを予定しております。発表は二つでまず、小林真生さん(国立
民族学博物館共同研究員)の「外国人技能実習制度の課題―水産加工場における彼ら
の生活を通じて―」。そして、武田里子さん(明星大学)「ニューカマー韓国人のラ
イフストーリー分析」です。

日時:2012年1月14日15時から18時
場所:大東文化会館404号室(東武東上線、東武練馬駅から徒歩3分:場所にご注意下
さい)
(こちらの地図をご参照ください)
http://www2.daito.ac.jp/jp/uploads/profile/1213941001_DBkaikan_access.pdf
参加費:500円

司会:宣元錫(中央大学兼任講師)

報告1
発表者:小林真生(国立民族学博物館共同研究員)
タイトル:「外国人技能実習制度の課題―水産加工場における彼らの生活を通じて

要旨
2010年に法改正がなされ、それまで研修生とされていた人々も一括して労働者資格を
有する技能実習生として扱われることとなり、各種法整備も行われた。そこで、これ
まで「理念と現実との乖離」が枕詞のようになっていた外国人研修・技能実習制度の
現状、及び課題はいかなるものなのか、それをカニやホタテの加工業が盛んな北海道
稚内市の水産加工場で就業している技能実習生の日常を追うことで明らかにした。そ
の中には、日本の外国人施策に共通する個々の善意に依存して、明確な基準を設定し
ない不作為が存在していた。

報告2
報告者:武田里子(明星大学非常勤講師)
タイトル:ニューカマー韓国人のライフストーリー分析
要旨:
 本報告は、「新宿のニューカマー韓国人100人のライフストーリー記録集の作成プ
ロジェクト」(トヨタ財団2009年度研究助成:D-09R-0422、研究代表:渡辺幸倫)に
基づいて行う。
 韓国人の日本への移動は、移動する主体の日本へのあこがれや日本に活路を求める
強い動機づけとともに、日韓双方の政策―韓国側の渡航自由化、日本側の留学生政策
や高度人材の受入れ政策への転換など―が絡まり合って、量的拡大が続いている。来
日後の家族形成に伴う結果としての定住や日本国籍の取得も見られる。また、「日本
は親戚の住むまち」のようだとの語りからは、日本と韓国を一体的な生活圏として捉
える層が現れていることを感じさせる。しかし、その一方では、多くの偏見差別に関
する体験も語られた。
 本報告では、生年によりインフォーマントを3つの世代に分け、主要イベントとの
関係から世代間の特徴を抽出し、それぞれの来日動機と日本経験を中心に考察する。
そして、最後に、日本社会の多文化社会に向けた課題についてまとめたい。

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