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Society for Multicultural Community Studies /Global Awareness
2009年11月9日
『 多 文 化 社 会 研 究 会 ニ ュ - ズ レ タ - 99号 』
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トピック:研究会のお知らせ
次回は東京大学大学院の梶村美紀さんに「越境するビルマ人の多様性」と題したお話を聞きます。その後、宣元錫さんに最近の韓国の移民政策についてお話をしていただきます。
<次回研究会のお知らせ>
題目:越境するビルマ人の多様性 -多民族国家ビルマの国内事情からの考察-
発表者:梶村美紀(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
要旨:日本で暮らすビルマ人が増加しており、その中には日本政府が認める難民認定者や難民申請者も含まれる。ビルマ情勢に関する報道も増え、今ではビルマといえば軍事政権が連想されるようになり、事実、日本で民主化要求運動に参加する在日ビルマ人もいる。しかし今日のビルマ人の越境理由は反政府運動への弾圧から逃れるためだけではない。本発表では、多民族国家ビルマの国内事情に注目し、歴史を振り返りつつ、越境するビルマ人の多様性を概観する。さらに在日ビルマ人への聞き取り調査などから、ビルマ人越境者の実情に迫ってみたい。
題目: 韓国の移民政策
発表者:宣元錫(中央大学)
内容:雑誌『世界』11月号(岩波書店)に掲載の「動き出した韓国の移民政策」(pp.239-250)について、出席者からのコメントと質疑応答を中心に、韓国の移民政策について議論する時間になればと思います。既にご覧いただけた方も多いかと存じますが、まだの方は是非お手にとっていただければ幸いです。
日時:2009年11月21日(土) 午後3時~6時
場所:大東文化大学(信濃町校舎)第三会議室(JR信濃町駅下車、信濃町駅ビル3階)
なお、ご出欠は、渡辺までご連絡下さい。
皆さんのお越しをお待ちしております。