『 多文 化 社 会 研 究 会 ニューズレター 121 号』

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Society for Multicultural Community Studies /Global Awareness

2013年3 月6日

『 多文 化 社 会 研 究 会 ニューズレター 121 号』

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トピック:研究会・総会のご案内(3月23日)

次回の研究会を3月23日に開催します。次回は報告と総会の2本立てを予定しております。報告は、川村千鶴子さんによる移民政策の分析視角、とくに移民・難民の人生に関する報告です。長年の研究が集大成「多文化都市・新宿の生成と展開 ―ライフサイクルの視座―」(270頁)に実ったとのことで、そのご研究についてのご報告になります。多文化都市のダイナミズムと移民政策への提言もしてくださいます。

また、24年度最後の研究会ということで、総会を予定しております。例年総会で行われる報告等のほかに、審議事項があります。多文化社会研究会創設25周年記念をどのように実施するかが、議題となります。

 

場所:大東文化大学法科大学院信濃町校舎 3階 第1会議室(JR総武線信濃町駅出口徒歩すぐ)

(こちらのHPをご覧ください)

http://www.daito.ac.jp/access/index.html

 

日時:2013年3月23日(土曜日) 午後3時~7時

参加費:500円

時間:15001900

①  報告:15:001600 (質疑応答も含む)

発表者

川村千鶴子さん(大東文化大学環境創造学部教授、移民政策学会理事)

 

タイトル

多文化共生を科学する  ―多文化都市と日本の未来―

 「多文化都市・新宿の生成と展開 ―ライフサイクルの視座」(学術論文)から

 

要旨

日本における移民・難民の包摂は、明治・大正・昭和・平成という歴史的変遷のなかでいかなる内実を伴ってきたのでしょうか。多文化都市という語が、本源的にかかえている含意を多面的に分析し、多文化都市の諸条件を明らかにし、「多文化都市・新宿」というテーゼを論証しました。人にライフサイクルがあるように、都市にもライフサイクルがあるのではないでしょうか。誰がこの街を支えているのでしょう? そんな疑問を抱えて、人びとの生の声を聴取し、格差社会における地域の親密圏の変容と公共圏への拡大を探究してきました。その結果、移民政策には、ライフサイクル(人生周期)という分析視角が有効であることをご報告できればと思います。

みなさまと多文化都市の将来と日本の移民政策の未来を議論できることを楽しみにしています。

 

コメント:16:1017:30 

貫隆夫さん(元大東文化大学環境創造学部教授、武蔵大学名誉教授)

渡戸一郎さん(明星大学人文学部人間社会学科 教授、移民政策学会長)(質疑、議論も含む)

             

②  総会/次年度の活動について:17401840 

審議事項:以下5点を審議の予定です。

①決算報告、②次年度予算、③会則について、④多文化社会研究会25周年記念行事について、⑤その他

 

※研究会後、懇親会を予定しています。奮ってご参加下さい。

※会場設営の関係上、お手数ですが、出欠を早めにお知らせいただけると助かります。

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