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Society for Multicultural Community Studies /Global Awareness
2013年7月8日
『 多文 化 社 会 研 究 会 ニ ュ - ズ レ タ - 123号』
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◆トピック:研究会のご案内(7月27日)
次回の研究会を7月27日に開催します。報告は2つになります。第一は、中国帰国者定着促進センターの安場淳さんによる「中国・サハリン帰国者の今 -四世代の物語-」という題目でのご報告になります。すでに4世が生まれている中国帰国者ですが、サハリンからの帰国者という見落とされがちな視点を交え、帰国者の現状をお話いただきます。また第二は、オッケトンム代表の小牧美和さんによる「在日コリアンと北朝鮮帰国事業について」についてのご報告になります。こちらも、北朝鮮帰国事業で北朝鮮に渡った、歴史の中で忘れられてきた在日コリアンと日本人妻の現状と、今後の展望についてのお話いただきます。どちらも日本から中国大陸や朝鮮半島へ渡っていって、苦労を重ねざるを得なかった、女性たちに関わるお話がいただけるのではないかと思っております
場所:大東文化大学 大東文化会館 302号室
(こちらのHPをご覧ください)
http://www.daito.ac.jp/campuslife/campus/facility/culturalhall.html
(東武練馬駅北口下車、ローソン脇を右に降りれば近道で1分で到着します。)
参加費:500円
時間:15:30~19:00
① 報告:15:30~17:00(質疑、議論を含む)
発表者
安場淳さん(中国帰国者定着促進センター)
タイトル
「中国・サハリン帰国者の今 -四世代の物語-」
司会 小林真生さん、コメント 長谷部美佳
報告要旨
「帰国ラッシュも過ぎ、中国帰国者の存在は忘れ去られつつあります。しかし、既に定住している一世から四世まで、帰国者はニューカマー「生活者」初の大規模層を成したケースとして、全ライフサイクルにわたる課題(日系人やオールドタイマーである在日コリアンと共通の/帰国者特有の)を抱えています。それらを今も細々と続く永住帰国の状況と併せて概観するとともに、同じく国の援護対象でありながら見落とされがちなサハリン帰国者(その多くが女性)についても述べます」
② 報告:17:10~18:40 (質疑、議論を含む)
発表者
小牧美和さん(オッケトンム代表)
タイトル
「在日コリアンと北朝鮮帰国事業について」
司会 武田里子さん、コメント 石原進さん
報告要旨
「1960年代に盛んだった北朝鮮帰国事業ですが、これについては多くは語られてきませんでした。戦後日本で生活していた在日朝鮮人、その日本人妻たちがそれぞれの事情から、北朝鮮への帰国を選択しました。そこには当然北朝鮮政府の思惑も絡んできます。その事情をそれぞれの立場から振り返り、彼らの望郷の思いを見つめたいと思います。また、彼らの日本への帰国に向けた今後の北朝鮮帰国事業への関わり方について報告します。」
③ 参加者意見交換会/次回の企画:18:40~19:00
※研究会後、懇親会を予定しています。奮ってご参加下さい。
※会場設営の関係上、お手数ですが、出欠を早めにお知らせいただけると助かります。
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