多文化社会研究会ニューズレター180号:多文化共創フォーラムのご案内

多文化社会研究会の皆様

残暑から少しずつ秋の風に変わり始めてきた季節となりました。
多文化研会員の皆様におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、2023年9月30日(土)13:00~16:30に「フィールドから多文化社会を考えよう―トルコのシリア難民の“いま”」と題した講演会兼ワークショップを開催いたします。

ユース班企画として初の開催となりますので、皆様ぜひ参加していただくかお知り合いの方をお誘いいただけますと幸いです。
また、本企画「フィールドから多文化社会を考えよう」につきましては、フィールドを変えて今後も複数回実施する予定ですので、次回のご参加もぜひご検討いただきたく思います。
フィールドのご提案もお待ちしております。

【多文化共創フォーラムのご案内】

<フィールドから多文化社会を考えよう―トルコのシリア難民の“いま”>

2011年から継続しているシリア内戦によって未だに660万人近くのシリア人が難民としての暮らしを余儀なくされています。シリア難民の半数以上を受け入れているトルコについて学ぶことはこれからの社会を考える上で重要です。質疑応答の時間を長めに取り、基調講演に関連したワークショップも行います。会場にいる一人一人が対話し、議論に参加できるフォーラムになっていますので、ぜひ初めての方もご参加ください。

日時:2023年9月30日(土)13:00~16:30
会場:人権ライブラリー 多目的室
   〒105-0012 東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル4F
交通アクセス( http://www.jinken.or.jp/houjingaiyou/access )
定員:会場20名

<お申込みフォーム>https://forms.gle/qzDkXwQ6DF22w4LPA 

プログラム

13:00 開会挨拶 茅野礼子 多文化社会研究会

13:20 基調講演 

伊藤寛了 帝京大学専任講師

『トルコのシリア難民の社会統合:トルコ地域研究と難民研究の結節点として』

トルコ近現代史を専攻していらしゃった伊藤先生の問題意識が、実務家として難民支援に従事される中でどのように変化し、トルコのシリア難民について研究するようになられたのかについてお話していただきます。 さらに、トルコへの2度の留学および勤務、難民支援の経験、トルコでのフィールドワークなどのエピソードを軸に、トルコの魅力についても教えていただきます。

<講師紹介>

帝京大学専任講師。東京外国語大学在学中にトルコ共和国アンカラ大学に留学、その後同大学大学院在学中に同国ボアズィチ大学アタテュルク研究所に留学。2006年に在トルコ日本国大使館専門調査員となる。2019年に帝京大学に着任し、トルコにおける難民政策とシリア難民保護の支援をテーマに研究。
多文化社会研究会理事。

14:10 質疑応答

休憩

14:50 ワークショップ

トルコの地図と街の風景から

・難民支援について考えよう

・フィールドワークについて考えよう

15:30 閉会挨拶 大野勝也 多文化社会研究会理事

15:50 感想共有・アンケート

主催:多文化社会研究会
企画:多文化社会研究会ユース班

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

担当:板垣美砂、大野勝也(多文化研理事)

<フォーラムご案内ポスター>

<多文化研ユース・活動ポスター>

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