【多読味読<74>:川村千鶴子「パンデミックの恐怖と戦争の苦境の中で」『国際人流3月号』入管協会】
Co-Creation & Co-Working
人権に根ざす共創・協働の「安心の居場所」⑫最終回
「パンデミックの恐怖と戦争の苦境の中で」
『国際人流3月号』2021年3月

感染者数5億人と推定されるパンデミック(スペイン風邪)と
戦争(第一次世界大戦)の悲壮感の中で、人々はどのように
苦境と悲しみを乗り越えたのだろうか。
共創・協働の歴史から私たちは何を学ぶのか?
衝撃の6枚の写真とグラフ(インフルエンザによる死亡者数の月別推移1917~1921)
をぜひ見てください。PDF(精細版)をご高覧ください。
収容所の中で繰り広げられた日本語教室の写真と
オーケストラの写真、スペイン風邪による死者の埋葬、
ミクロネシアへの孫たちの再会の写真をご覧いただけると幸いです。
特別な印刷技術で100年前の写真の精細版をつくってくださいました。
目次
1. 写真に問う 「いつ?どこで?だれが?何をしているの?」
2. 多文化の織りなす日本語教室
3. 共に働き憩う時空の創造―共創・協働の「安心の居場所」―
4. 1918年、猛威をふるった「スペイン風邪」
5. 「ドイツ兵に思いっきり、遊んでもらいなさい」
6. 水半球・オセアニア世界への旅と伝承
7. いかにして社会の分断を防ぐことができるのか。
8. 活路を拓く
おわりに
参考文献・謝辞
川村千鶴子