【多読味読<60>:駒井洋監修、小林真生編集『変容する移民コミュニティ-時間・空間・階層』明石書店、2020年】

多文化研の皆さま
先ほど佐藤由利子さんから、お知らせがありましたように10月10日(土)の14時から研究会を行いますが、その基盤となっていますのが、私が編集いたしました表題書駒井洋監修、小林真生編集『変容する移民コミュニティ-時間・空間・階層』明石書店、2020年となっております。出版社の概説は前掲メールにもありますように下記となっています。
https://www.akashi.co.jp/book/b525012.html
また、私が授業を行う立教大学の平和・コミュニティ研究機構より自著紹介の依頼を受け、下記のようなものを執筆いたしました。5000字ほど分量がありますので、お時間がある時に目を通していただければ幸いです。タイトルをクリックしますと、文章が出てきます。
https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/ipcs/bookreview.html
目にされてきた方もいらっしゃると思いますが、この本は明石書店から出ている「移民・ディアスポラ研究」シリーズとして刊行されています。従来、このシリーズでは2万字程度の論文を10-12本ほど掲載してきたのですが、今回は日本の移民コミュニティの全容を掴もうとする構想があったため、過去から現在に至る31の事例を扱っています。詳しくは上掲のホームページや発表の際にお伝えしますが、副題となっております「時間・空間・階層」の概念にそって多くの執筆者の皆さんに協力して貰いました。予想以上に編集作業(交通整理?)に手間取りましたが、興味深い論考が揃っていると思いますので、是非手に取って御確認いただければ幸いです。 それでは、まだ暑い日も続き、天候も不安定な中ですので、お気をつけてお過ごし下さい。ネット上ではありますが、研究会にてお会いできることを楽しみにしております。
小林真生