多読味読<55>: 『三田評論7月号 特集 人口減少社会のモビリティ』ONLINE『特別座談会:「コロナ報道」を考える──リスク社会のメディアのあり方』

多読味読<55>: 『三田評論7月号 特集 人口減少社会のモビリティ』ONLINE『特別座談会:「コロナ報道」を考える──リスク社会のメディアのあり方』慶應義塾大学出版会2020年7月】

多文化研のみなさま

木内鉄也様(慶應義塾大学出版会、URL: http://www.keio-up.co.jp/)

「リスク社会のメディアのあり方」というテーマを見て飛びつきました。実は昨夜、ニューヨーク州でカウンセラーをしておられる山口美智子さん(多文化研理事)とラインビデオで繋ぎ、コロナ報道について各国のメデイアの扱いについても話していました。
ニューヨークでは日々、800人を超える死者がでて、葬儀も弔いも難しいお話しも伺いました。東京では、いま243人の新規感染者がでて、過去最多とか棒グラフで表していますが、おそらく実際は何倍なのか、分かりません。

多文化研のみなさまには、ぜひ下記URL「三田評論ONLINE」をゆっくり丹念に御覧になってください。
https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/
特別座談会:「コロナ報道」を考える──リスク社会のメディアのあり方

これ凄いです。実際は、2020年6月1日、オンラインにより収録したものだそうです。
座談会という形式が分かりやすく、私には、眼から鱗でした。多文化研にはメディア関係の論者がおられるので、ぜひぜひ論評なさってくださいませ。慶應病院の北川院長先生の取り組みも拝読いたしました。https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/

『いのちに国境はないー多文化「共創」の実践者たち』慶應義塾大学出版会2017年の共著仲間の国立国際医療研究センターの堀成美さん、さくらクリニックの冨田先生、塩田ドルジさんにもお知らせします。

■今月下旬には、「Researcher’s Eye」という研究者紹介コーナーで多文化研の錦田愛子先生(慶應義塾大学法学部准教授)の記事も公開されるとのこと。
また、次の8・9月合併号でも、「感染症と大学(慶應義塾)」というテーマで、このような状況下で大学がなすべきことは何かなどを、議論しているとのことです。

必読です。ご紹介まで。

川村千鶴子

Emeritus Prof. Dr. Chizuko Kawamura
Daito Bunka University