多読味読<48>:二文字屋修(にもんじや おさむ)「医療・介護現場における外国人材受け入れ体制の整備と課題」『日本慢性期医療協会誌ー特集:外国人材の行方』

【多読味読<48>:二文字屋修(にもんじや おさむ)「医療・介護現場における外国人材受け入れ体制の整備と課題」『日本慢性期医療協会誌ー特集:外国人材の行方』日本慢性医療協会誌2019年12月号】

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https://jamcf.jp/ltc_books.html

二文字屋修さん

昨日は長時間に亘り、ありがとうございました。
殆ど日本におられない二文字屋さんと、今年は2回もゆっくりお話しを伺う時間をつくって頂き本当にラッキーでした。いつも勇気づけられます。昨日、ご恵与いただいた素晴らしい医療・介護分野の本を今日はしっかり拝読しました。

「医療・介護現場における外国人材受け入れ体制の整備と課題」『日本慢性期医療協会誌ー特集:外国人材の行方』

日本全国各地の受入れ成功事例が実証的に報告され、グラフや写真も多く実にビジュアルで、一つ一つ施設や病院を訪問したいと思いました。奈良・八王子・札幌は特に行きたいです。
今日に至るまでの人生を振り返ってのインタビューでは、二文字屋さんの説得力ある、生の声が聞こえてきました。

「風穴を開けたと思う。外国人労働者の受入れは日本の法人改革、病院のダイバーシテイ経営にも役立つ。徐々に扉が開きつつある受け入れの方向性に、もう後戻りはないのだ!」

多文化研のみなさま

医療・介護分野の外国人材受け入れの日本一の先駆者ですが、最近、入会された多文化研のみなさまに、少しご紹介します。
二文字屋修さんはNPO法人AHPネットワークス執行役員です。
1993年11月に当時の厚生省から事業認可を得た「外国人看護師養成支援事業」に関わってこられました。
2008年までに56人のベトナム人が日本の看護師国家資格を取得したのです。以来現在までにベトナムを中心に看護・介護人材の育成に携わってこられました。本当のパイオニアです。ベトナム語版『老年看護・介護』というテキストも編纂。

ご著書に「暮らしやすい社会という理想にむけて―異文化協働の愉しさ構築」『外国人看護・介護人材とサスティナビリティ』(くろしお出版2018)

近刊には「外国人医療福祉人材の『日本語がわかる』とは」
『介護と看護のための日本語教育実践―現場の窓から』(ミネルバ書房2020年1月)
素晴らしいご家族のことなどは、ご自身から伺ってください。

介護分野における人材確保状況と労働市場の動向(有効求人倍率と失業率の動向)なども本当に参考になりました。
外国人材への期待とその定着に向けて、二文字屋さんにご講演いただける機会をつくりたいですね。
素敵な表紙は添付しました。

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2007年、私も30年間の老親介護の経験と研究からソンさんと共編者で多文化研の皆様とご一緒に出版しました。

*川村千鶴子 編著  宣 元錫 編著 
『異文化間介護と多文化共生 誰が介護を担うのか』
明石書店(2007年)

http://www.akashi.co.jp/book/b65526.htmlhttp://www.akashi.co.jp/book/b65526.html

異文化介護と介護・看取り・葬儀・弔いへの「生老病死」に寄り添って初めて多文化共創の概念が少し分かり始めました。メルボルン、シドニー、カンザス・シティ、パロアルト、神戸、尼崎、東京の共創・協働のケアシステムの構築の調査を懐かしく思いだします。
「もちつ、もたれつ」の多文化共創社会です。

みなさまもぜひ、二文字屋さんの本を2020年のお正月にお読みになってください。

川村千鶴子