第175回多文化共創フォーラム開催のご報告

第175回多文化共創フォーラム開催のご報告:

<ソーシャルワークのフロントラインから外国につながる人々への支援を考える>

 

 2022年12月18日に、第175回多文化共創フォーラムを開催いたしました。本フォーラムでは、「日本で生活する外国人・外国にルーツをもつ人々へのソーシャルワーク」をテーマに、多文化社会研究会理事 明石留美子が「社会福祉・ソーシャルワークによる支援」について概説し、社会福祉法人日本国際社会事業団の常務理事である石川美絵子氏が貴重報告「難民移民支援とソーシャルワーク」を行いました。

 

 社会福祉という枠組みにおいて、社会福祉の課題と社会資源を結びつけることがソーシャルワークです。社会福祉、ソーシャルワークは社会科学であり、エビデンスや理論に基づいて人々の強みを発掘しエンパワーしていくことで彼らのウェルビーイングを高めていきます。

 

 社会福祉士である石川氏は、外国につながる人々への支援では特有の視点が必要であることを強調されました。日本の社会福祉制度は日本国民を対象としているため、外国人が受けられる支援は在留資格によって異なること、外国人との間には想定を超えた違いがあることなど、支援のフロントラインにいらっしゃる石川氏だからこその知見を共有くださいました。最後にウクライナ避難民について、日本では自治体や企業などの申し出により受け入れが進んだ一方で、社会福祉の関わりはなかったと言及されています。移住すると多くの場合は地位が下がる、最も大きな皺寄せを受けるのは子どもたちという言葉は胸に突き刺さります。

 

 質疑応答では、ソーシャルワーカーはどこに居て何をする人なのかとのご質問がありました。社会福祉、ソーシャルワークではあらゆる人々の生活課題やウェルビーイングに取り組みますが、「社会福祉=介護、障害者支援」というのが一般のイメージだと思います。社会福祉のリアルを発信していくことも、ソーシャルワーカーのミッションだとを認識するたいへん有意義なフォーラムでした。

 

 ご参加いただきました皆さま、ご発言いただきました皆さま、そして運営にご協力いただきました皆さまに心から感謝申し上げます。

 

文責:明石留美子

 

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