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Institute for Multicultural Community Studies
2017 年6 月13 日
『多文化社会研究会ニューズレター 149 号』
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◆トピック:研究会(多文化フォーラム:ネパール人留学生-送り出しと受け入れの現場から- のご案内 <7 月9 日(日)> )
日時:2017 年7 月9 日(日)15:00 ~ 17:30(開場14:30)
開場:大東文化会館・404号室(※東武東上線 東武練馬駅下車1 分、地図参照)
主催:多文化社会研究会 https://tabunkaken.com/
参加費:1000 円(当日受付にて。多文化研正会員は無料)
日本で学ぶネパール人留学生は2万人に上り、6年間で6.5倍に急増しています。
増加の背景には「日本では働きながら学べる」といった甘言で留学を斡旋する業者、留学生の長時間アルバイトを黙認する一部の学校、人手不足に喘ぐ日本の職場の存在があります。
留学生の中には、日本語能力が十分身につかないまま、学校を転々としてアルバイト生活を続ける者、心身の健康を害し、夢破れて帰国する者もおり、偽装難民申請に走る者も出現しています。
このような現状を踏まえ、今回は、ネパール人留学生の送り出しと受け入れの現場を取材した新聞記者、ネパールの教育機関を調査した多文化研理事、ネパール人元留学生にご登壇いただき、ネパール人留学生の抱える課題について様々な角度から分析するとともに、隣人としてのネパール人の暮らしに目を向け、理解を深める機会にしたいと思います。
どうか、ふるってご参加ください。
<プログラム(敬称略)>
司会:佐藤由利子(多文化社会研究会理事、東京工業大学准教授)
15:00 開会挨拶:川村千鶴子(多文化社会研究会理事長、大東文化大学名誉教授)
15:10 古川幸太郎(西日本新聞記者)
「新移民時代」の取材報告-留学ビジネスの実態-
15:50 土田千愛(東京大学大学院博士課程)・郭潔蓉(東京未来大学教授)
-ネパール人を取り巻く教育事情-
16:20 休憩
16:30 討論:ラビ・マハルザン(大東文化大学非常勤講師)
16:45 フロアとの意見交換、質疑応答
17:20 閉会挨拶:秋山肇(多文化社会研究会理事、日本学術振興会特別研究員)