ニュースレター86号

 
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  Society for Multicultural Community Studies /Global Awareness 

             2008年5月20日

      『多 文 化 社 会 研 究 会 ニ ュ - ズ レ タ - 86号』
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トピック:次回研究会(5/24)

<ごあいさつ>

 ニュースレターの発行が直前になって申し訳ございません。暖かい日があったと思ったら急に冷えたりと、体の負担のかかりやすい気候ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 前回(4月26日)の研究会では、小澤弘教さん(国際基督教大学大学院博士後期課程)に、「留学生と寮文化―ICUグローバルハウスにおける日常から―」と題した発表をしていただきました。ネイティブ人類学という視点から、実際に寮のチューターとして1年間住み込んだ経験からさまざまなエピソードを交えて報告いただきました。近年はどこの大学でも留学生の存在は大きなものとなっているようです。いろいろな面で示唆に富んだものでした。

 さて、次回(5月24日)の研究会は、前半に武田里子さん(日本大学大学院博士後期課程)をお招きし、「在留資格認定証明書申請時の韓国人への漢字名強制について」と題した発表をしていただきます。

 後半は、河合優子さんから、近刊の武者小路公秀監修『ディアスポラと社会変容』国際書院の紹介と解説をしていただく予定です。

<次回研究会のお知らせ>

日時:2008年5月24日(土)午後2時~4時半

参加費:会員無料、会員外500円

場所:大東文化大学法科大学院(信濃町校舎)(JR信濃町駅下車、信濃町駅ビル3階)

1.研究発表
発表者:武田里子(日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士後期課程(国際情報専攻))

テーマ:在留資格認定証明書申請時の韓国人への漢字名強制について

内容:私は2005年3月まで新潟県にある大学で留学生担当として働いておりました。その間、毎年100件を越える留学生のビザを申請していましたが、今回は、その業務の中で直面した韓国人の名前に関する入管とのエピソードをもとに、日本の入管制度の矛盾について報告します。事例は、在留資格認定証明書の申請書に漢字がない韓国人の名前を漢字で書かなかったために申請書が受理されなかったというものです。韓国人の申請に漢字名を求めているのは、入管法上の規定ではなく法務省の内規で、法務省は「協力事項」だといいますが、入管窓口では強力な「指導」が行われており、実質的には強制です。 

2.著作紹介

紹介者:河合優子さん(東海大学)

著書名:武者小路公秀監修『ディアスポラと社会変容』国際書院の紹介 

 本書は、2007年2月に大阪経済法科大学アジア太平洋研究センターで行われた「移住者の人権と多文化共生を目指して―アジアとアフリカのディアスポラの比較」という国際シンポジウムをまとめた報告書である。単なる内容の再現に終わらず、編集者による解説、シンポジウム参加者によるコラムにより、シンポジウムをより深めて理解できるような構成になっている。本書の中心テーマである移住そして人種主義は、多文化共生に密接に関わる問題である。本書の紹介を通して、多文化共生の理論的課題について考えていきたい。

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