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Society for Multicultural Community Studies /Global Awareness
2008年2月05日
『 多 文 化 社 会 研 究 会 ニ ュ - ズ レ タ - 83号 』
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トピック:次回研究会(2/26)
<ごあいさつ>
毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
前回(12月22日)の研究会では、まず、藤田ラウンドさんから新宿で育つバイリンガル・マルティリンガルの子どもたち」と題し、近刊予定の『多文化共生論』(川村千鶴子編著)に発表予定の内容についてお話いただきました。続いて明石純一さんの「シンガポールの外国人受け入れ政策」では、実地の調査を踏まえシンガポールの「理想的な」移民政策の詳細をご報告いただきました。いずれも示唆に富んだ発表で、参加者のそれぞれの専門分野へのヒントとなったのではないでしょうか。
2つの研究発表の後、2007年度の会計報告、及び総会を開催いたしました。詳細は既にメールでご報告したとおりですが、主な点としては、代表を川村千鶴子さんから宣元錫さんへの交代、理事の入れ替えなどが決まりました。
次回の研究会は 介護のグローバリゼーションをテーマに、安里和晃 (龍谷大学社会科学研究所)さんから「介護従事者としての移住労働者と結婚移民」、その後宣元錫(中央大学)さんに日本の外国人
介護労働者受け入れについて簡単に論点整理をして頂いた上で、出席者間での意見交換を行いたいと思います。
<次回研究会のお知らせ>
日時:2008年2月26日(火) 午後2時~4時半
参加費:会員無料、会員外500円
場所:大東文化大学法科大学院(信濃町校舎)
テーマ:多文化共生政策を考える(2時から4時)
1) 安里和晃 さん「介護従事者としての移住労働者と結婚移民」
移住労働の女性化は家事・育児・介護の国際移転によってもたらされていると考えられているが、結婚移民も介護従事者として統合されつつある。この報告では東アジア諸国を事例に、現状と制度について検討することとしたい。
2) 宣元錫さん「日本の外国人
介護労働者受け入れについての論点整理」および意見交換
以上