多文化研の皆さま
多文化研理事の秋山肇です。
この度、多文化研の若手を中心に、「多文化研ユース」を発足させることとなりました。
大野理事、土田理事のご尽力により、発足に至りました。
⾼校⽣、⼤学⽣、⼤学院⽣を中⼼に、多⽂化社会に関⼼のあるみなさんもご参加いただければと思っております。
多文化研HPでユースのページを設けて発信すること、読書会を実施すること、おしゃべり会を実施することなどを主な活動として想定しております。
詳細は添付をご覧ください。
ご質問等ありましたら以下にご連絡ください。
tabunkaken.youth@gmail.com
先生方のご指導されている学生さんたちでご関心がありそうな方にも情報共有いただければ幸いです。
なお、次回のフォーラムで担当よりユースの紹介とチラシの配布も行う予定です。
よろしくお願いいたします。
秋山 肇
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Hajime AKIYAMA (Dr., he/him/his)
Assistant Professor, Faculty of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba, Japan
秋山 肇
国立大学法人 筑波大学 人文社会系 助教
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大東文化大学外国語学部日本語学科
多文化研ユース代表 小倉実花
研究会に参加するたびに皆さまから刺激を受けております。今回ユース便りとして、私の今年度の活動を紹介させていただきます。
私は今年度大学を休学し、国際交流基金の日本語パートナーズとして1年間タイに派遣されます。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本語パートナーズは現地のタイ人日本語教師のアシスタントとして、授業のサポートや日本文化の紹介など行います。日本語教師ではありませんので、あくまで現地の教師と共同で授業を行います。いわば、ASEAN諸国で日本のファンを増やす活動です。派遣される地域は日本人がいない田舎から都市部まで様々です。私は東北部のSurin県に派遣される予定です。現在は派遣前研修を受けていて、5月に出国します。出国まで残りわずかですが、自分にできる精いっぱいの準備とタイ語の勉強して挑みます。
そもそも日本語パートナーズに応募したのは、多文化研で受けた刺激を受けたことがきっかけの1つです。専攻は日本語なのですが、なかなか日本語教育自体は勉強できていませんでした。多文化研に参加してから日本語教育を様々な形で考えるようになり、日本語教育や日本にいる外国人の方々に興味を持ちました。さらに、多文化研をきっかけに難民やネパールなど他のことにも視野を広げることができました。
視野を広げられるようになったのは、多文化研での出会いが大きいと感じています。人に教えることは苦手意識がありますが、日本語パートナーズは現地の先生と一緒に日本語を教えます。私に合う良いプロジェクトを見つけられました。今はどんな生徒に会えるか楽しみです。
小倉実花